- 用意するのは、メイン写真とタイル写真数百枚、そしてモザイクアートを作るツール。無料のツールもあります。
- 印刷する前に、原寸で確かめること。オーバーレイの色被り、切れた顔、同じ写真の繰り返し。
- 大きく印刷するときや、贈り物にするときは、依頼すれば写真の仕分けや設定の手間が省けます。
フォトモザイクアートを作るのは、ひとつの問いを何千回も繰り返すことです。この場所には、どの写真がふさわしいか。その答え探しは、自分でもできます。試すだけなら費用もかかりません。スマートフォンの画面できれいに見える作品と、壁に飾っても見劣りしない作品。その差の多くは、途中で何を選ぶかで決まります。手順をひとつずつ見ていきましょう。
必要なもの
- メイン写真。離れて見たときに浮かび上がる写真です。
- タイル写真。メイン写真を形づくる小さな写真。100枚から作れ、300枚以上が目安です。多いほど仕上がりは良くなります。(詳しくは写真は何枚必要?へ。)
- モザイクアートを作るツール。無料のオンラインツール、スマートフォンのアプリ、パソコンのソフト。手作業でよければ、画像編集ソフトでも。
1. メイン写真を選ぶ
どんな写真でも、いいメイン写真になるわけではありません。向いているのは、こんな写真です。
- 明暗がはっきりしている。コントラストがあるから、部屋の向こうからでも絵が見て取れます。
- 主役がひとつ。にぎやかな集合写真より、落ち着いた背景に顔やペットがひとつ写った写真のほうが向いています。
- 顔は大きめに。人が写っているなら、顔が画面のかなりの部分を占める写真を。小さな顔は、タイルで組み立てると目鼻立ちが分からなくなります。
避けたいのは、暗すぎる写真、ごちゃついた写真、そしてコントラストが低く、被写体が背景に溶けこんでしまう写真です。
2. タイル写真を集める
- バリエーションを。場所も、光も、季節も違う写真があるほど、ツールが使える色が増えます。
- ほとんど同じ写真は外す。連写した10枚は、枚数は増えても、バリエーションは増えません。
- 写真の端に気をつける。たいていのツールは、どの写真も同じ形に切りそろえます。写真の端ぎりぎりに写っているものは、切れてしまうことがあります。
3. ツールを選ぶ
よく使われる方法は4つ。それぞれ、向いている使い道が違います。
- 無料のオンラインツール。写真をアップロードすれば、数分でモザイクアートができあがります。まず試してみたいときや、画面で見せるなら十分です。印刷を考えているなら、ダウンロードできるファイルの大きさを先に確かめてください。
- スマートフォンのアプリ。写真がスマートフォンに入っているなら手軽です。SNSへの投稿や画面で見ることを前提にしたアプリも多いので、ここでも書き出せるサイズを確かめておきましょう。
- パソコンのソフト。タイルの大きさ、繰り返し、色などを細かく調整でき、たいていは大きなファイルを書き出せます。いろいろ試してみたい方に。
- 画像編集ソフトで手作業。作れなくはありませんし、作業そのものを楽しめるならいい手仕事になります。ただ、根気が要ります。何百枚もの写真を一枚ずつ並べていくと、何時間もかかります。
4. 設定を決める
たいていのツールには、次のような設定があります。どれも一長一短です。
- タイルの大きさ。タイルが小さいほど、離れて見たときのメイン写真はくっきりします。タイルが大きいほど、近くで一枚ずつの写真が見やすくなります。どちらかを取れば、もう一方は少し譲ることになります。
- 繰り返し。同じ写真を使う回数を制限できるなら、使ってみてください。繰り返しが少ないほど見栄えは良くなりますが、そのぶん写真の枚数が必要です。
- オーバーレイ(ブレンド)。多くのツールでは、メイン写真を薄くしてタイルの上に重ねられます。大きな絵ははっきりしますが、どの写真にも色が被ります。バリエーションのある写真が十分にあるなら、弱めにするか、オフにしておきましょう。
5. 印刷する前に確かめる
つい飛ばしてしまいがちな手順です。できあがったファイルを原寸で開き、近くで見てみてください。
- 色被り。タイル写真が、それぞれ本来の色のままか。どれも同じ色に染まっていないか。
- 顔。タイル写真に写った人の顔が、額のあたりで切れていないか。
- 繰り返し。同じ写真が、一か所に何度も出てきていないか。
- 鮮明さ。一枚一枚に何が写っているか、まだ見分けられるか。ぼやけて、ただの色の四角になっていないか。
目指したいのは、こんな仕上がりです。下は私たちが作ったもので、拡大すると、どのタイルも本来の色のまま、一枚の写真として見えます。

6. 印刷する
近くで眺める作品として印刷するなら、ファイルには十分なピクセル数が要ります。よく使われる目安は、印刷サイズ1インチあたり150ピクセル以上。24×36″(60×90 cm)のポスターなら、少なくとも3,600 × 5,400ピクセルです。モザイクアートはタイルの一枚一枚が見分けられる必要があるので、それより多いほうが仕上がりは良くなります。
- ポスター。いちばん手軽です。しっかりしたプリントショップやネットの印刷サービスなら、たいてい対応しています。
- キャンバス。ガラスがないので映り込みがなく、届いたらそのまま壁に掛けられます。
- フレームポスター。額に収まった、きちんとした仕上がり。印刷面を守る役目も果たします。
できれば、まず一部分だけを原寸で印刷してみてください。大きなものを注文する前に、鮮明さを安く確かめられます。
依頼して作るのが向いているとき
ここから先は、私たち自身がモザイクアートの作り手だということを踏まえて読んでください。アイデアを試したいとき、画面で見せたいとき、作る過程を楽しみたいときは、自分で作るのがいい選択です。依頼する価値があるのは、こんなときです。
- 大きく印刷して、近くで見ても鮮明な作品にしたい。
- 何百枚もの写真の仕分けや、設定の調整に時間をかけたくない。
- 贈り物なので、印刷する前にプレビューを見て、修正をお願いしたい。
当てはまるなら、Photomosaic Studio のモザイクアートはポスター、フレームポスター、キャンバス、デジタルファイルからお選びいただけます。
よくある質問
フォトモザイクアートは無料で作れますか?
はい。無料のオンラインツールや一部のアプリで、手持ちの写真から作れます。印刷するつもりなら、ダウンロードできるファイルの大きさを確かめてください。
フォトモザイクアートを作るのに、おすすめのアプリは?
何に使うかによります。気軽に作って共有するなら、スマートフォンのアプリや無料のオンラインツールで十分です。印刷するなら、大きなファイルを書き出せて、オーバーレイを弱められるツールを選んでください。
Photoshopでフォトモザイクアートは作れますか?
はい、手作業で作れます。タイル写真をマス目状に並べ、その上にメイン写真を重ねて馴染ませます。形にはなりますが、時間がかかるうえ、重ねたメイン写真の色がどの写真にも被ります。
どのくらい時間がかかりますか?
ツールを使えば、作るだけなら数分。納得のいく仕上がりにするには、もう少しかかります。手作業なら数時間。依頼する場合は数日です。Photomosaic Studio では、写真を受け取ってから3営業日以内にプレビューをお送りします。
印刷にはどのくらいの解像度が必要ですか?
目安は印刷サイズ1インチあたり150ピクセル以上で、モザイクアートならそれより多めに。お届けするファイルは、最大12,800 × 9,600ピクセルです。
写真の仕分けをせずに、ご自分の作品を見てみたい方は、まずはメイン写真から始めてみてください。印刷する前に、プレビューをお送りします。